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(*゚ー゚)しぃでマターリ平和スレ (゚ー゚*)

85 :ほんわか名無しさん :03/05/15 21:49

公園のベンチに腰掛けるちびギコ。
行く当ては、無い。友達のちびフサの家は、ゴールデンウィークなので、出払っているようだ。
仕方なく、ベンチに座りながら絵本を広げた。『8頭身のモナーはキモイ』。
1さんと8頭身の、下らなくも面白いやり取り、大抵の者なら笑ってしまうだろう。
でも、このちびギコは、笑わなかった。ちびギコは泣いていた。
  どうして、1さんは、家族でもない人からこんなに愛されてるのに、ちびタンは家族にすら愛して貰えないんデチか?
そう思うと、ちびギコは自分があまりにも惨めで、涙が止まらなかった。
絵本に印刷されている、1さんの笑顔の上に、ちびギコの涙が落ちた。
しばらくして、泣いているちびギコの隣に、腰掛ける者がいた。ちびギコは顔を上げない。今は誰の顔も見たくない。
「何で泣いてるの? 迷子になったの?」
ちびギコは首を横に振った。
「じゃあ……怪我したの? お腹が痛いとか?」
「何で、世の中には、沢山の人に愛される人と、家族にも愛されない人がいるんデチかね」
冷め切ったちびギコの声。無理に大人のフリをしている子供の声。
「う、ぁ。え〜と、ね。それは、あ〜……」

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0ch BBS 2004-10-30